様々な産業・製品の
主要コンポーネントを
鋳造で担う
主要コンポーネントを
鋳造で担う
事業紹介






高周波鋳造は、生型と自硬性のラインを持ち、小物〜大物・小ロット〜大ロット品まで対応可能。中・小型鋳物では、主に自動車部品などの小ロット多品種〜大ロットの鋳鉄製品を、大・中型鋳物ではフラン樹脂を使った自硬性鋳型を用い、30キロ程度から最大4トンの製品を高い寸法精度と確かな材質で製造を行っています。
中子製造、鋳仕上げ、検査、試験、機械加工まで社内対応が可能であり、お客様のさまざまなニーズに応えられる生産体制を整えています。また、方案・模型設計、解析(凝固・湯流れなど)にも対応しています。
高周波鋳造では、長年培ってきた技術力をベースに鋳造方案設計、プロセス開発、検査技術などの開発を行い、生産技術の一層の高度化を図っています。

日本高周波鋼業や神戸製鋼所などと連携した研究開発活動を行っています。たとえば高耐摩耗性高Cr鋳鉄「エンデュア900」などの新材料開発はすでに大きな成果を挙げています。

エンデュア900は、神戸製鋼所との共同開発から生まれた高耐摩耗性高Cr鋳鉄です。高Cr鋳鉄組織中のマルテンサイト相を制御することにより、鉄鋼材料中で最高レベルの硬度Hv900を達成しました。鉄鋼製品の製造・加工ラインなどで使用される耐摩耗部品の寿命向上やコストダウン、製品の表面品質の向上に大きな効果を発揮します。
高剛性、耐熱性、耐摩耗性などの特性を発揮する高機能な鋳造品へのニーズが高まるにつれ、きめ細やかな品質管理がますます重要になっています。
これに応え、高周波鋳造では鋳造後の寸法・形状検査、さらに内部欠陥や成分分析を実施しています。このような品質管理体制を整備することにより、つねに要求特性をクリアする信頼性の高い鋳鉄品をご提供しています。
